行事予定(平成25年)
1月
- 1月1日
- 元旦修正会
- 新年の始まりを、心新たに仏さまと共にお迎えいたしましょう。
- 1月12日
- 新年祝祷会
- 皆さまと共に新しい年をお祝いし、一年が平和で豊かなものになりますよう御祈願いたします。
2月
- 2月3日
- 節分・星祭祈祷会
- 私たちには、自分の生まれ年に基づいた「九曜星(くようせい)」が割り当てられています。この九曜星には毎年吉星と凶星があり、吉星に当たった一年は運気が順調(星回りが良い状態)とされ、凶星の一年は不運(星回りが悪い状態)とされます。ここで言う一年は、旧暦(二十四節季)に基づき、節分から始まります。
星祭りは、各自のその年の本命星(星回り)に祈願し、除災・得幸を祈る行事です。
節分の日、豆をまき、星祭の御祈祷を受け、厄除けをいたしましょう。
3月
- 3月20日
- 春季彼岸会(彼岸入りの日。年によって変わります)
- 「彼岸」とは、もともとサンスクリット語の「パーラミータ」(漢語で「波羅密多」)から来ており、「到彼岸」つまり彼岸(向こう岸)にたどり着くという意味です。
私たちは今、生死輪廻のこちら岸(此岸)に住んでおりますが、彼岸お中日の前後六日の間は、六波羅蜜(布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧)の仏道修行によって、煩悩の川を渡り悟りの彼岸に到ることができるように努めます。
お寺では彼岸法要を営み、御先祖さまの霊の御回向をいたします。
4月
- 4月12日
- 釈尊降誕会 花まつり
- 4月8日はお釈迦さまの誕生日。お寺では、花御堂(はなみどう)を春の花で飾り、お釈迦さまの誕生仏をお祀りし、甘茶をかけてお祝いいたします。
5月
- 5月11日
- 千部会、並びに大覚大僧正、妙性上人、本性上人650遠忌法要
- 千部会とは、祈願、供養、報恩のために法華経全八巻を千部読経することで、その起源は遠く奈良時代にまでさかのぼります。『 続日本書紀 』によると「天平二十(七四八)年七月、 聖武天皇 が先帝元正天皇の崩御に際し、法華経壱千部を書写して供養した」のが始まりとされています。
妙顕寺の千部会では、水呑門中並びに有縁のご寺院住職と共に、法華経を読誦し、戦没者英霊と檀家各家先祖霊位の供養、あわせて檀家各家家内安全、所願満足をご祈念いたします。
6月
- 6月12日
- 月例十二日講 宗祖日蓮聖人の月命日前日に営む報恩感謝の法会です。
8月
- 8月10日
- 盂蘭盆施餓鬼法要 お盆の先祖供養の法会です。
- お盆の起源
お釈迦さまの直弟子である神通力第一の目連尊者が、亡くなった母親の姿を探すと、餓鬼道に堕ちているのを見つけました。喉を枯らし飢えていたので、水や食べ物を差し出すと、ことごとく口に入る直前に炎となって、母親の口には入りません。
お釈迦さまに実情を話して母親を救う方法を問うと、「修行の最後の日にすべての僧に食べ物を施せば、母親の口にもその施しの一端が入るだろう」と答えられました。その通りにすると、施しを受けた僧のすべてが大喜びをし、その喜びが餓鬼道に堕ちている者たちに伝わり、そして母親の口にも入り餓鬼道から救われたとのことです。
10月
- 10月12日
- 御会式
- 宗祖日蓮聖人の御命日(10月13日)に報恩感謝の法会「御会式」を営みます。
11月
- 11月12日
- 開山会
- 妙顕寺の開山 龍華樹院日像菩薩の御命日(11月13日)にあたり、開山上人への報恩感謝の誠を捧げます。